大山上池・下池などで、毎年この時期に行なっていたハスの花(盆花)の販売ですが、今年は両池とも成育不良のため、中止するとのことです。
ところで、この「れんこのぎ(蓮根脱ぎ)」は、大山の風物詩でもありました。
昭和8年発行の『大山郷土読本』には、尋常高等小学校の生徒による以下のような記述があります。
特産
人々が首迄も水中に入って、寒いのも我慢してとる蓮根は、近傍は勿論山形県にも余りあるまい。之は大山の特殊な産物の中に入れてもよかろう。
……
蓮根以外の部分の用途
(花)八月頃、切って仏壇に捧げる、花弁を乾して薬にもする。(葉)水の多い時に繁り、包装に用いたり、漬物の蓋に用いる(実)九月頃収穫し、食用にする
余すところ無く利用していたことが分かりますね。
